薬剤部長挨拶

2018年度より、伊藤善規先生の後任として薬剤部長を拝命しました鈴木昭夫です。

近年、医療制度を取り巻く環境は急速に変化し、薬剤師の業務内容もここ数年で大きく拡大し、変化しています。しかし、これらはいずれも枝葉の話であって、薬剤師の業務の根幹は、「医薬品の適正使用推進による薬物治療の有効性と安全性の確保、患者さんの生活の質(QOL)の改善」です。

これらを実践するためには、薬剤師は薬の知識のみならず、病態や治療法、有効性や安全性を評価するための各種検査値等に関する専門知識を必要とします。また、患者さんやそのご家族およびチーム医療を推進するために医師、看護師、等のスタッフとのコミュニケーション能力も非常に重要となります。薬剤部では、これらの能力を身につけるための教育体制を充実させるとともに、各種専門薬剤師の育成に取り組んでいます。さらに、薬剤部では、臨床現場における様々な問題点を抽出し、文献調査等によって解決策が見出せない場合には、それを研究として取り組み、その結果を治療方針として臨床現場にフィードバックさせる、『薬剤業務に基づく研究』を業務および研究の柱としています。

目の前の患者さんに対して最善の薬物治療を提供するとともに、継続的な医療の質的向上への取り組みを実践することにより、これからも薬の専門家として薬物治療の有効性と安全性の確保に責任をもってチーム医療に貢献していきたいと考えています。今後もご指導・ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
2019年4月